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弁護士相談はベリーベスト法律事務所 広島オフィスへ。
弁護士インタビュー

インタビュー

日本最大の路面電車、広島電鉄「八丁堀」停留所より徒歩1分の位置にある、ベリーベスト法律事務所 広島オフィス。モノづくりが盛んで、国内有数の観光地としても世界的に有名な街、広島では、どのような弁護士相談が多く、実際にどのようなポリシーを持って対応しているのでしょうか。

広島オフィス所長、藜園 泰斗弁護士にインタビューしました。

Q1.藜園先生が弁護士を志したきっかけを教えてください。

弁護士を目指そうと思いはじめたのは、中高生のころです。当時、私が通っていた学校では、校則で持ち込みを禁止しているものを生徒が持ち込むと、校則違反として先生がその私物を没収するという慣例がありました。しかし、後日、没収された私物は返してもらえたという生徒がいる反面、友人の私物だけ理由なく破棄されてしまったという出来事があったのです。私はその話を聞き、非常に理不尽だと思いました。校則はルールであり、確かに守る必要があるかもしれませんが、その運用が不平等であれば意味がないように感じたのです。

法律は、校則以上に私たちが生きていくうえで必要なルールです。だからこそ、原則、誰に対しても平等な基準があるのではないかと考えました。そこで私は、大学で法律を学ぼうと決意したのです。それでも実のところ、本格的に弁護士になろうと決意したのは、大学3年生のころのことでした。

実際に弁護士になって改めて感じていることは、弁護士は万能ではないということです。たとえば慰謝料であっても、弁護士がお客さまの代理人として交渉の場に立つことはできますが、無理やり希望額を払わせることはできません。最終的にはそれなりの解決金となるケースが多いものです。

それでも、弁護士が交渉の場に立つことによって、希望がかなうシーンは多々あります。たとえば裁判において一方的な離婚が認められる法定離婚に該当する原因がなくても、離婚が可能になるケースは多々あります。たとえ裁判に至らなくても、弁護士に依頼するからこそ実現できることが意外に多いことを知っておいていただきたいなと思います。

Q2.広島オフィスではどのような弁護士相談が多いのでしょうか?

藜園 泰斗 弁護士

私は、広島オフィスにおいて4代目の所長です。赴任当初は弁護士2人、パラリーガル2名でしたが、おかげさまで、令和2年1月には弁護士4名、パラリーガル3名の弁護士事務所に成長しています。国内の一般民事を中心に扱う法律事務所としては、ベリーベスト法律事務所は最大手といえますが、広島市内においては、中堅の事務所という位置づけになるでしょう。

広島オフィスをご指定いただく方々の多くは広島市内にお住まいですが、呉などの市外はもちろん、島根県や山口県からも足を運んでいただいています。いずれも、争いたがらないという傾向があるようです。争いを好まないというよりも、結果の見通しをしっかり検討したうえで、勝てそうであれば裁判を選択するなど、確実性を求められているように感じます。これは県民性もあるのかもしれません。私自身も広島出身ですし、とても理解できます。

現在、もっとも多いご相談は、盗撮などのわいせつ系事件をはじめとした刑事事件で、次に、離婚、男女問題についてのご相談を多くいただきます。市内中心部は店舗が密集し、程よく買い物が楽しめますが、郊外に出れば車社会となるためか、交通事故事件についてのご相談も少なくありません。さらには、不当解雇問題を中心に労働問題のご相談も多くいただいているところです。残業代請求やパワハラなどのご相談もいただきますが、証拠がなく、相手が認めないというケースは少なくありません。

Q3.藜園先生が弁護士として対応できてよかったと思う瞬間とは

過去に対応した刑事事件で、対応できてよかったと改めて感じた事件がありました。依頼人にはすでに前科があり、少なくとも、示談が成立していなければ実刑判決が下ってしまうであろうという状況です。そして、罪を犯したことは認めているものの、起訴された事実のうち一部を否認している状態でした。

私はとにかく示談を成立させるために被害者の方と交渉を重ねることになりました。当然のことですが、被害者の多くは非常に傷ついておられます。刑事事件に限らず、離婚問題に対応する際も相手方へ交渉しようとする弁護士が怒られてしまうことは少なくありません。とにかく私は、被害者のお話をじっくり聞き、お気持ちを理解したうえで被害者の代理人として謝罪の言葉を伝えるなど、ひたすら誠実な対応をするしかないと考えています。落ち着いていただいてから、状況の説明と示談の依頼を丁寧に行うのです。

該当の事件では、過去に類似事件を起こしていたことから、精神科での治療の必要性が考えられました。そこで示談を行うと同時に、臨床心理士やお医者さまにも協力をいただき、事件が解決したら治療を行うという確約を取りました。ご家族が非常に被疑者自身のことを心配されておられ、協力的であったこともよい影響を与えたのでしょう。それでも実刑となる可能性があった事件でしたが、最終的には示談を成立させることができるとともに、執行猶予付き判決にとどめることができました。実刑判決が下っていたら、依頼人の人生はさらに大きく変わってしまっただろうと思います。依頼人やご家族はもちろん、私もまた、非常に安心しました。

一般的な考え方なのかもしれませんが、インターネット上などでも悪いことをした人はひどく言われがちです。しかし、たとえ罪を犯したとしても、その後の人生すべてを奪う権利は誰にもありません。身柄の拘束をされた場合とされない場合はもちろん、罰金刑と懲役刑、執行猶予付き判決と実刑判決では、それぞれ天と地ほどの違いが出てしまう可能性があります。だからこそ私は、刑事事件の弁護を行っているのだと改めて感じています。

Q4.ベリーベスト法律事務所に相談するメリットを教えてください。

藜園 泰斗 弁護士

先ほどもお話ししたとおりベリーベスト法律事務所は、個人のトラブルや事件を中心に扱う法律事務所の中では、令和2年1月現在でおそらく国内最大手の規模を誇る法律事務所です。全国にオフィスがあり、テレビ会議システムなどでいつでも顔を見ながら打ち合わせができる環境が構築されています。

たとえば刑事事件においては、事件があった地域で逮捕されるという特性があります。そのため、たとえば中部地区にお住まいであっても、ご家族が広島で逮捕されてしまうというケースもあるのです。その場合、ベリーベスト法律事務所では、ご相談いただいたご家族は名古屋オフィスに足を運んでいただき、テレビ会議システムを通じて、広島オフィスの弁護士が相談を伺います。そのうえで、できるだけ早期に警察署など身柄の拘束を受けている場所へ足を運び、被疑者本人との接見を行うということができるのです。

実際にそのような連携を行い解決した事件は少なくありません。たとえば、ご家族がどのようにすべきか悩んでいる間に国選弁護人がすでについていた事件で、家族が依頼してもほとんど接見をしてもらえないという状況にあったケースのご依頼を受けたことがあります。本案件では、遠方に住むご家族とテレビ会議システム越しに打ち合わせをしたうえで接見に赴いたうえで、急いで示談交渉に着手しています。このような対応は、全国にオフィスがあるベリーベスト法律事務所だから可能であるといえます。一般的には、近隣の弁護士に依頼したとしても、接見や弁護活動のために交通費や日当が多くかかるだけでなく、スケジュール調整の問題で素早い対応が難しくなるケースがほとんどです。

数ある法律事務所の中でもベリーベスト法律事務所を選択するメリットのもうひとつは、国内最大規模の法律事務所だからこそ、多数の弁護士が所属していることです。情熱がある若手から、企業勤務や検事などさまざまな経験を積んだ弁護士が所属しており、やはり弁護士の数だけさまざまな事件に対応しています。その知見はすべて共有化されているので、たとえ非常にレアなケースであっても、所内に類似案件を扱った経験を持つ弁護士が所属しているのです。まずはご相談いただければと思います。

Q5.弁護士相談に迷っている方へメッセージをお願いします。

藜園 泰斗 弁護士

実際に相談のために電話をしようとするだけでも、非常に勇気がいることかもしれません。しかし、「個人で対応できる」などのネット記事を信じ込み、自分ひとりで対応しようとした結果、より状況が悪化してしまったという方も少なくないという現実があるのです。実際に、法律問題が絡むトラブルを個人で対応しようとしたものの、想像以上に悪い結果になってしまったとご相談をいただくケースが多々あります。

しかし、たとえ弁護士であっても、対応が難しいことはあります。たとえば、調停が終わってから、調停調書をお持ちいただいて「こんなはずじゃなかった」「何とかしてほしい」と相談いただいても、公的な文書として決めたことを覆すことは容易ではありません。また、裁判を通じて下されてしまった過去の判決であればなおさらです。控訴するためにも期間が定められているので、すでに下ってしまった判決を覆すことはできないのです。

だからこそ、裁判所が関係する事態になる前に、まずは弁護士に相談していただきたいと考えます。弁護士に相談することで、事態の悪化を未然に防ぐことができます。また、弁護士に相談することによって、あなた自身が対応しなければならない多くの負担を軽減することも可能です。

たとえば未払いの残業代を請求しようとしても、個人の労働者が経営者に支払うよう求めても、無視されたり、より不利な立場に追い込まれたりしてしまうケースが多々あります。しかし、弁護士が交渉するだけでスムーズに支払ってもらえることは少なくないのです。

ベリーベスト法律事務所は、全国のオフィス間で情報を共有するだけでなく、個々でも勉強を重ね、機動力のある弁護士がそろっている法律事務所です。お話もしやすいと思いますし、まずは、ベリーベスト法律事務所にご相談ください。

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