加害者扱いのゼロ回答から一転!1700万超の保険金を獲得!

  • CASE1093
  • 2021年06月11日更新
男性
  • 70代
  • 男性
  • パート・アルバイト
  • 示談交渉
  • 高次脳機能障害
  • ■後遺障害等級7級4号
  • ■傷病名脳挫傷、外傷性くも膜下出血
  • 最終示談金額1728万3916円

ご相談に至った経緯

原付を運転中のTさんが、丁字路を右折するべくウインカーを出して進路を変更しようとしていたところ、Tさんの後方を走行していたSUVが右後方から無理な追い越しをかけてTさんと衝突。
Tさんは重度の脳外傷を負い、病院に救急搬送されることになってしまいました。

ご相談内容

本件における相手方保険会社は、非情にもTさんを「加害者(=相対的に過失割合が大きい人)」として扱い、治療費や休業損害の支払等の対応、いわゆる「一括対応」を一切行いませんでした。

やむなく自身の健康保険を用いて自腹で通院をしていたTさんでしたが、記憶力が悪くなるなどの高次脳機能障害が残り、生活に著しい支障が出ることになってしまいました。
そこで、このままでは適切な賠償がなされないのではないかと不安に思ったご家族からご相談をいただきました。

ベリーベストの対応とその結果

このような一括対応がなされていないケースの場合、保険会社は診断書や診療報酬明細書等の傷病の状態を把握できる資料を一切保有していないため、その取得(作成)から始めなければならず、特に通院していた医療機関が複数に及ぶ場合には、この作業は非常に手間のかかるものになります。
しかし、ベリーベスト法律事務所は、交通事故専門チームを組織しているため、こういった複雑高度な案件についても対応が可能です。

当事務所の適時適切なお手伝いにより、Tさんに残存した後遺障害は7級4号と認定され、その後の示談交渉も、刑事記録の取得などのなかなかご本人には取ることの難しい手段を用いることで、過失割合に関する相手方保険会社の認識を改めることに成功し、示談交渉段階において8(相手方):2(Tさん)という過失割合であることを認めさせ、結果として1700万円を超える示談金を獲得することに成功しました。

繰り返しになりますが、本件は、相手方保険会社が一括対応を拒否しており、原付の運転者であり任意保険に加入していなかった被害者は、自賠責保険に対する被害者請求を自力で行わなければならない状況でした。被害者請求において提出が求められる資料は多岐に渡り、病院等の関係各所との調整も必要な一筋縄ではいかない手続であるため、被害に遭いつつも加害者扱いされてどこからも支払を受けることができず、泣き寝入りの方も多いのが現状です。
本件においても、もしTさんのご家族がベリーベスト法律事務所に相談してくださらないままに諦めていたとしたら、1700万円を超えるような賠償金を受け取ることはできなかったわけであり、ゾッとしてしまいます。

もちろん、事故態様によっては、人身傷害保険を使ったり、自賠責保険から支払を受けて終わりというケースが多いこともまた事実であり、そういった場合には弁護士介入による経済的メリットはないということになりますが、「相手方保険会社から加害者扱いされているが、果たして本当にそうなのかについて専門家の意見を聞きたい」という方は、まずベリーベスト法律事務所にご相談ください。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)