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電車内の痴漢行為で取調べを受けた。弁護士が被害者と会い、示談を成立させたことで不起訴となった

  • cases208
  • 2017年09月26日更新
男性
  • 男性
  • 性・風俗事件
  • ■犯罪行為 迷惑行為防止条例違反
  • ■罪名 痴漢
  • ■解決結果 不起訴

事件発生の経緯

Aさんは、朝8時半頃、電車内で女性の臀部を触ったとして電車を降ろされ、警察署に連行された上で、取調べを受けました。

ご相談~解決の流れ

Aさんからの連絡を受け、受任後すぐに警察署に弁護人選任届を提出し、警察官に対し、被害者と連絡をとってもらうよう打診しました。

警察からは、「事件のもみ消しは許さない、被害者への連絡打診は事件が検察庁に行ってからにしてください」と言われましたが、被害者の被害弁償を受ける選択権を奪うものであると警察署に抗議し、再度警察に対し被害者と連絡をとってもらうよう打診しました。

その後、警察からは、「被害者は弁護士からの連絡を望んでいない」との連絡がありましたが、検察官に事件送致がなされた後、上記警察の対応の経緯を説明し、検察官に再度被害者との連絡をとってもらうよう打診したところ、最終的に弁護士が被害者と会うことができ、示談が成立したため不起訴となりました。

解決のポイント

警察から、「被害者は弁護人からの連絡を望んでいない」と言われた後、被害者が被害弁償を受ける機会を一方的に奪う本件における警察の初期対応の悪さを検察官に訴え、検察官から被害者に対し再度連絡をとってもらったこと。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)

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